変更点
- CIツールをGitHub Actionsに変更
- 今まではWindows上でのテストにAppVeyor、macOS/Linux上でのテストにTravis CIを使っていました。
- GitHub Actionsが全てのプラットフォームに対応したので、こちらを使うことにしました。
- CI系サービスは今後大丈夫かなと余計な心配をしております。
- Node.js v4に対応
- 「インストール時に環境に合わせてBabelで変換してるからどのバージョンでも動くだろう」と高をくくっていたんですが、そもそもBabelがNode.js v6.9以上にしか対応していないので、v4では動きませんでした。
- そのため、インストール時に環境に合わせたビルドをやめて最初からv4以上を対象にビルドしたものを配布するように変更しました。
- ただしJestがNode.js v8以降しかサポートしていないので、v4, v6では文法チェックのみ行っています。チェック結果は"Syntax check"バッジで表示されています。
- 全ては今までv4でのテストをサボっていたのが原因です。ごめんなさい。
- ES Modulesのサポートを強化
- Node.js v8.5.0からES Modulesがサポートされていますが、今まではこれに関するチェックは特にしていませんでした。そのため文法チェックだけでも行うことにしました。チェック結果は"Syntax check"バッジで表示されています。
- ES Modules版は、v8.5.0以上を対象にビルドしています。
- Windows版のNode.js v8.5系では
C:\path\to\module
のC:
がURIスキームとみなされて「そんなスキームないよ」と言われるバグがあるので、v8.6.0以上で使ってくださいという注意書きを追加しました。 - Node.js v12以降では
--experimental-modules
の挙動が大幅に変わったので、それに関する注意書きも追加しました。 - 要するに文法チェックとREADMEに注意書きを追加しただけで、機能上は何も変わっていません。
- 配布パッケージを最小化
- インストール時にビルドではなく、最初からビルド済みのものを配布することにしたので、ソースファイルやBabelの設定ファイル等が不要になりました。
- それだけでなく、
npm install --only=production
でインストールされるパッケージ数も激減し、処理時間やストレージ容量が大幅に削減されました。
要するに機能は何一つ変わっていません。
バッジもGitHub Actions公式のものを使うことにしました。
なんでいきなりパッチバージョンが5つも上がってるんですか
新しいGitHub Actionsに慣れていなかったせいです。少し前からnpmへの公開処理もGitHub Actionsで行っていたのですが、今回ビルド済みのもののみを配布することにした都合上、設定をいろいろいじる必要が出てきました。
- publishの前段階でエラーが出る
- ビルド後のファイルがpublishされない
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