node-adjuster v1.4.0を公開しました＆更新停止のお知らせ

node-adjuster v1.4.0をリリースしました。

変更点

.map()を非推奨化

先日のv1.3.1で追加したばかりの機能がまさかの非推奨！

ご安心ください。完全に消えたわけではありません。

.convert()の追加

メソッド名が.map()から.convert()に変わりました。
意味的にmapよりconvertだよな、というだけです。

adjuster.number().acceptFullWidth()の追加

数値型に全角文字列を受け入れるか否かを選べるようになりました。

このメソッドをコールすると、"１２３４５"という全角文字列も12345という数値に変換されます。
コールしなければ、これまでどおり型エラーが発生します。

厳密な数値型を要求する（文字列を数値に自動変換しない）adjuster.number().strict()をコールしている場合は、.acceptFullWidth()をコールしてもしなくても型エラーです。

adjuster.numericString().fullWidthToHalf()の追加

数値文字列がほしいとき、全角数字を半角数字に変換するか否かを選べるようになりました。

大事なお知らせ

そして大事なお知らせがあります。

なんと、node-adjusterはv1.4.0を以て更新を停止します。

タイトルでネタバレしてますけどね。

今後、機能追加や不具合修正の予定はありません。

「node-adjusterのない世界なんて考えられない！これから俺は何を糧に生きていけばいいんだ！」とお嘆きの方、ご安心ください。

node-adjusterは今後value-schemaという名前で開発を続けます。
名前から役割がわかりにくかったので、もうすこし想像しやすい名前に変えました。

正当な後継者なので、バージョンを引き継いでv2.0.0として再出発しました。

使い方はほとんど同じですが、以下の4点に注意。

• .adjust()メソッドが.fit()になりました
• v1.4.0で非推奨にした.map()を削除しました
• エラー時に投げられるクラス名がAdjusterErrorからValueSchemaErrorになりました
• （TypeScriptで開発時）Constraints型がSchemaObject型になりました

今後ともvalue-schemaをよろしくおねがいします！