先週「来週は違うネタを書く」って言ったやんけ!
大掛かりなイベントなので運営の方も最後まで決断を迷われたと思いますし個人的にもとても楽しみにしていたのですが、何かあってからでは遅いので賢明な判断だと思います。
発表スライドは大事に取っていますが、今回の発表内容はしばらく他のイベントで話しちゃダメだよと言われたのでまだ公表できません。
というわけで、急遽またGitHubネタでいきます。
GitHub Enterprise Server(以下GHES)とGitHub Enterprise Cloud(GHEC)の違いは去年の記事に書いたとおりで、一言でいうとGHES=オンプレ版、GHEC=クラウド版(https://github.com/)です。
この中で、GHESはオンプレだからサーバーをこちらで用意しないといけない、バックアップをこちら側で取らないといけない、GHECでは使える最新機能が少し遅れて入る(最近の例だとGitHub Actions)といった理由でGHECへの移行を検討している(あるいは最初からGHECの使用を検討している)企業は少なからずあると思います。
確かにGHECはサーバーの管理をGitHub社に完全おまかせ状態なので、サーバーの用意もバックアップも障害対応もアップデートもGitHub社が管理してくれるという点では超絶便利なんですが、運用面を何も考えずにGHECを使うとえらい目にあいます。
安易に移行する前に、一度立ち止まって以下の内容を読んでみてください。GHECがダメだというつもりは全くありませんが、メリットしか見えていない状態で飛びつくとあとから苦労するよ、という話です。
「クラウド版はGitHub社にソースコードを預けることになるから云々」「github.comに障害が発生したら云々」みたいなクラウドあるあるではありません。