ネット投票法案、立憲と維新が共同提出 全選挙の投票24時間可能案
前にもネット投票についてこのブログで取り上げたことがありますが、それとは別の切り口で。
不安要素
ネットで投票できるようにすると、秘密投票をどうやって保証するのか(システム的に保証されていても投票者が確認する術がない)とか、特定の候補者に投票を強要されたときに回避できない(会社の上司に、「今からこのPCで○○に投票しろ」と言われた場合)とかいろいろ不安要素はありますが、それ以前にアホみたいなセキュリティーホールを作って悪用される未来しか見えないのが残念です。
投票用のパスワード的なものがなくても投票できちゃうとか、多重投票できちゃうとか、1秒以内に投票した別の人の投票内容を上書きしちゃうとか、別の選挙区の投票ができちゃうとか・・・
まあ不安を言い出したらきりがありませんが、いざ必要になったときに「法律が整っていないからできない!」ではなく、事前に法整備をしておくのはいいことだと思います。
個人的な希望
いきなりオンラインで投票できるようにするのは色々怖いので、個人的にはまず投票所内の電子化を進めてほしいと思っています。
例えば、投票所によるかもしれませんが、最寄りの投票所では投票用紙を受け取るときに
- 投票者が入口で名乗る
- 担当者が名簿をペラペラめくって名前を探す
- 担当者が名簿にチェックを入れる
- 投票用紙を受け取る
という手順を踏んでいます。これは入場券にQRコードをつけておき、そのQRコードを読み取って投票用紙を自動的に払い出すシステムを作るだけでだいぶ効率的になるんじゃないでしょうか。まあうちは田舎なので、都会ではとっくに実現しているのかもしれません。
あとは、みんな考えたことあると思いますが投票用紙じゃなくてタブレットで投票できるようにするとかですね。何なら投票所のタブレットでQRコードをスキャンすると投票できるようにするとかどうでしょう。
立会人も不要になるし、究極的には投票所を無人(物理的に荒らされないように警備員は必要かもしれませんが)にできるんじゃないでしょうか。
ITに使い慣れていない人のために補助要員は必要でしょうけど、無人レジのような感じで最低限の人数で回せるようにならないかな、と妄想しています。
まあ現実の無人レジでは補助要員が色々大変らしいですが。。。
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