昨日11月27日は日本最大級のJavaScriptカンファレンスJSConf JP 2021の開催日でした。去年はコロナの影響で中止だったのですが、今年はオンラインで開催です。
そして、今年はなんとスタッフとして参加しました。いや前回もでしたが。
発表内容は他の参加者が各々ブログにまとめてくれていると思うので、今回はスタッフとしての
やったこと
トラックCの司会をやりました。
前回は動画撮影やその他雑用係をやっていたんですが、今回は思い切って司会です。
- 最初の挨拶
- 登壇者のスライド表示接続確認
- セッション開始までの間つなぎ
- セッション開始時に登壇者と内容紹介
- セッション終了時にコメントや質問紹介
- 締めの挨拶
くらいです。大変そうに見える割に意外とそうでもないという、なかなかおいしい役割でした。
とはいってもトラックCはA, Bに比べて時間も短く、日本語セッションだけだったという点で恵まれていました。多分トラックAを担当していたらこんな呑気な感想は書いていないと思います。
配信について
実は今回が配信デビュー。
配信についての知識は皆無だったので、特殊な機材やらソフトウェアやらが必要なのかと思っていたのですが、ノートPCとブラウザーがあればかんたんに配信できる時代なんですね。StreamYardすごい。便利な時代になったもんです。
配信が初めてだったことと、家の回線はそこまで速いわけではないことから、正直言うと司会をきちんとできるかより配信トラブルが起きないかのほうが不安でした。幸いにも特に問題なく終わったと思います。
今回は発表者のみなさんが全員時間内に終わったので、その点でも楽だったといえます。
懇親会について
懇親会はSpatialChatで行いました。使ったことがある方もいるかと思いますが、空間内で自分のアイコンを自由に動かせて、アイコンが近い人の声は大きく、遠い人の声は小さく聞こえる多人数のチャットサービスです。
Zoomだと全員が同じテーマについて話す必要がありますが、SpatialChatでは同じ部屋にいながらにしてグループごとの会話ができるので、リアルな懇親会に近い感覚で楽しめます。
あと、リアルな懇親会では人間のサイズや声が聞こえる距離などの物理的な制約でグループに入りづらいことがあると思いますが、SpatialChatではそういった制約はないのでサクッと気軽に入れます。結果として、懇親会の会場にSpatialChatを選んだのは大正解でした。
撤収時間を気にする必要もなく存分に話して、気づいたら24時を回っていました。
会場の撤収について
ナニソレ?
前回のカンファレンスでは、撤収作業で会場内を走り回っていたのですが、今回はPCの接続を切って食事の片付けをしたらそれでオシマイ。
とっても楽ちんです。
事前検証について
今回は各セッションの内容をYouTube Liveで配信し、同時にその様子をSpatialChatでも配信していました。
事前検証で一人が(同一PCで)StreamYardとSpatialChatを同時に開いたところ、無限ハウリングでなかなかカオスな状況になったので各トラック毎にStreamYardの司会係とSpatialChatの配信係を用意することで解決。
オンラインとオフラインどっちがいい?
とっても難しい問題です。
どっちが楽かという点では間違いなくオンラインです。設営や撤収のコスト(人的、金銭的含む)でオフラインがオンラインに勝てる要素はどこにもありません。懇親会も、SpatialChatを使えば上で書いたように物理的な制約がかからないので楽です。
さらに、発表者にとってもカメラの死角にカンペやタイマーを用意できるので、セリフをど忘れしたりいつの間にか想定時間をオーバーしていたりというリスクを極力減らせるので便利ですね。大勢の前だと緊張してしまう人も、オンラインだとそこまで気にせずに済むというメリットもあります。
じゃあもうずっとオンラインでいいのかというと、リアルな交流という点ではやっぱりオフラインなんですよね。ピザやドリンク片手に別の会社の人、場合によっては別の国の人と技術について話し合うなんていう機会はなかなかありません。
会場をおさえたり設営や撤収をしたりと色々大変ですが、そのわちゃわちゃ感もまた楽しいんです。
発表者も、オンラインでは聴衆の反応がわからないというデメリットがあります。特にちょっとしたジョーク等を混ぜる発表スタイルの方はやっぱりオフラインがいいですよね。個人的に、コロナ禍以降のオンライン勉強会でほとんど登壇していないのですが、プライベートがちょっと忙しくなったという理由もありますが、一番の理由はコレです。聴衆の生の反応を見ながら発表したいので。
・・・というありきたりな内容ですが、個人的にはまたオフラインでお祭り感を味わいたいです。
それではまた来年会いましょう。
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