Install SSH Keyを更新しました。
半年ぶりくらいの更新ですが、今回の更新で実用性が上がり、使える幅が広がりました。
変更点
DockerコンテナにもSSH鍵をインストールできるようになりました
知らなかったんですが、Dockerコンテナ内でCIを走らせるときはホームディレクトリーとSSH鍵を参照するディレクトリーが違うんですね。
環境変数HOME
で取得できるホームディレクトリーは/github/home
ですが、SSH鍵は/root
内の.ssh
ディレクトリーを参照するみたいです。Install
SSH
KeyではHOME
以下にSSH鍵をインストールしていたため、Dockerコンテナでは使えなかったようです。
今回の変更で、実行環境がDockerコンテナかどうかを認識して適切な場所にSSH鍵をインストールするようになったため、Dockerコンテナ内でも普通の仮想マシン内でも同じようにSSHを使えます。
GitHub Enterprise Server内でGitHub Actionsを使う場合は環境分離の問題とかでDockerコンテナを使ったほうがいいと思うので、そんな場合でも使えるようになりました。
あ、UbuntuとかCentOSのDockerイメージにはSSHが入ってないので、使うには事前にapt
とかyum
とかでインストールしないとダメですよ。
PEM(RSA)形式以外の秘密鍵にも対応しました
今まではPEM形式の鍵しか使えませんでした。この問題は以前から認識していましたが、インストールされているOpenSSHクライアントのバージョンの問題かと思っていました。
ところがこれは鍵ファイルの最後に改行がないために使えなかったという脱力モノのオチということがわかり、改行を追加した結果、無事PKCS8やRFC4716(OpenSSH)形式の鍵も使えるようになりました。いやー恥ずかしい。
最初にも書きましたが、今回の更新でかなり実用性が増したんじゃないかなと思っています。もうただのcat $PRIVATE_KEY >.ssh/id_rsa; chmod 400 .ssh/id_rsa
のエイリアスなんて言わせない。誰も言ってませんし元々エイリアスでもないんですが。
ちなみに近日中にまたバージョンアップ予定なのでお楽しみに。
0 件のコメント:
コメントを投稿