2024年7月14日日曜日

命名的問題 vs 構造的問題

技術的負債を抱えたレガシーコード。変なメソッド名と入り組んだロジック、リファクタリングするならどちらが先?(前編)

技術的負債を抱えたレガシーコード。変なメソッド名と入り組んだロジック、リファクタリングするならどちらが先?(後編)

記事の内容は「メソッドの名前がおかしいが実装わかりやすいコード」と「メソッドの名前は問題ないが実装がややこしいコード」の2つを50人ほどのJavaプログラマーに解読してもらい、メソッド名と実装のどちらを先に修正すべきかというものです。

統計結果を見る前に思ったのは、メソッド名を先に直すべきではないかということ。理由は記事中にある

構造的問題は局所的に起こるが、命名的問題はコードのどこにでも出てくるものがあるため
「命名的問題」があるとコードが信じられなくなる

などです。そして上記記事でも「命名が不適切なコードの方が読解精度が低い」という結果が出ました。

また実際の開発現場でも、命名が不適切なコードの方が読解精度が低い」という結果ですが、コードリーティングの際に実装がややこしい場合は「何だこれ?」と思って注意して読み進めるのに対し、命名が不適切な場合はメソッドの役割を勘違いしたまま開発を進めてしまう可能性があるので命名的問題のほうが深刻だと考えています。

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