最近、seq2seqの独自実装にハマっています。まあ独自実装といってもまだ自慢できるような工夫はほとんどないんですが、翻訳とかチャットボットとかになんか使えそうなのでとりあえずエンジンを作っている段階です。
そんな自作seq2seqを使って試しに英日翻訳エンジンを作ってみたんですが、どれだけ学習させても全くもってトンチンカンな翻訳結果にしかなりません。多分アルゴリズムは合ってるはずだし学習データもネット上で公開されている機械学習用のトレーニングデータを使っています。ただデータ量が多いので、ある程度まとめてミニバッチ学習をさせています。何がおかしいんだ・・・
数日悩んでいましたが、ある日ソースコードを見直して気づきました。
ミニバッチ学習させるときに、パディングの影響を最小限にするためにトレーニングデータを長さ順にソートしています。それはいいんですが、入力と出力を独立にソートしていたため、英文と和文の対応がグチャグチャになっていることに。
対応がずれないように、英文の長さを基準にして「英文・和文のペアの配列」をソートして再学習させたところ、無事それっぽい翻訳結果が出ました。そのうちどこかで公開したり、基礎から始めるseq2seq的な記事を書いたりするかもしれません。
良い子のみんな、学習データの入力と出力は別々にソートしちゃダメだよ!こんなことするのは他にいないと思うけどね!
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