2023年12月31日日曜日

ダイハツの第三者報告書にみるプロジェクトマネージメント

 ダイハツがなんかえらいことになってますね。

そして、第三者報告書に関する𝕏のポストがちょっと話題になっています。

言いたいことはわかるし概ねこの人に同意なんですが、一点引っかかることが。

②日程に間に合わないと感じ手を挙げると「なぜ間に合わないのか」「どうしたら間に合わせられるのか」「今後どうするのか」の説明に追われる

これは、特に最初の2つについて説明するのは当たり前じゃね?と思うのですよ。

マネージャーの仕事とは

マネージャーは、メンバーからの「日程に間に合わないかもしれません」という報告に対して『わかった、仕方ないね』で終わらせることはありません。というかそれで終わらせたらマネージャー失格です。

マネージャーの仕事は、プロジェクトを日程に間に合わせること。間に合わないかもしれないのであれば、その原因を突き止めてそれを取り除かなければいけません。

例えば「ある項目の調査に難航しており、その調査が1週間以内に終われば間に合う」のであれば詳しい人を割り当てたり外部の力を借りる、「担当者が別のタスクに時間を取られており、1週間こちらのタスクに集中できれば間に合う」のであれば一時的に別のタスクを止めてこちらに集中してもらう(そのために別のタスクの依頼者と交渉する)などの対策を講じる必要があるわけで、そのために「なぜ間に合わないのか」「どうしたら間に合わせられるのか」を聞かなければいけないわけです。

まあダイハツの現場の様子を知らないし第三者報告書の内容を読んだわけでもないので、ここで書いたような状況ではなく単にひたすらガン詰めされているだけとかかもしれませんが。

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