2015年12月31日木曜日

Gentoo セットアップメモ(2016/01/23追記)

年の瀬に中古のノートPCを買ってきました。持ち運び用にね。
HP Pavilion 10 TouchSmart Notebook PC 10-e003auとかいうなんかやたら長い名前のやつを2万ちょいでゲットだぜ。中古といっても2年くらい前のやつなのでまだ十分使えそう。

以前に宣言したとおり、デスクトップ環境はXfceではなくMATEで。OSはUbuntuじゃなくてドM用のGentoo Linuxで。GentooとMATEの組み合わせを使うのは初めてなので緊張度MAX。以前の記事はメモリ消費量を比較するためにVMに最低限のパッケージを入れただけなのでノーカン。

今まで何度かGentooを設定していますが、毎回似たようなところでハマる脅威の学習能力を誇るので俺得メモを残しておきます。
カーネルバージョンは4.1.12。

2015年12月9日水曜日

遠野物語 二七話

早池峯はやちねより出でて東北の方宮古みやこの海に流れ入る川を閉伊川へいがわという。その流域はすなわち下閉伊郡なり。遠野の町の中にて今はいけはたという家の先代の主人、宮古に行きての帰るさ、この川の原台はらだいふちというあたりを通りしに、若き女ありて一封の手紙をたくす。遠野の町の後なる物見山の中腹にある沼に行きて、手をたたけば宛名あてなの人いでべしとなり。この人け合いはしたれども路々みちみち心に掛りてとつおいつせしに、一人の六部ろくぶに行きえり。この手紙を開きよみていわく、これを持ち行かばなんじの身に大なるわざわいあるべし。書きえて取らすべしとて更に別の手紙を与えたり。これを持ちて沼に行き教えのごとく手を叩きしに、果して若き女いでて手紙を受け取り、その礼なりとてきわめて小さき石臼いしうすをくれたり。米を一粒入れてまわせば下より黄金づ。この宝物たからものの力にてその家やや富有になりしに、妻なる者慾深くして、一度にたくさんの米をつかみ入れしかば、石臼はしきりに自ら回りて、ついには朝ごとに主人がこの石臼に供えたりし水の、小さきくぼみの中にたまりてありし中へすべり入りて見えずなりたり。その水溜りはのちに小さき池になりて、今も家のかたわらにあり。家の名を池の端というもそのためなりという。 
(出典:青空文庫

2015年12月6日日曜日

Xfce vs MATE メモリ消費量比較(ついでにLXDEも)

メインマシン(ASUS Zenbook UX31E-RY256)はデスクトップ環境にXfceを使っているのですが、先日サブマシンにMATEを入れてみたところ意外に使い心地がよかったので次にOSを入れるときはMATEも候補に入れることにしました。

ところで、XfceもMATEもGTK+ベースの軽量なデスクトップの部類に入ると思うのですが、どっちがメモリ消費量が少ないんだろう?と気になって比較サイトをいくつか見て回ったところ、サイトによって結果が違っているようです。

搭載メモリやベースのOS、入れたパッケージ、デスクトップ環境以外の構成などが違えば結果も違ってくるので、だったら自分で試してみればいいんじゃね?とオレオレ基準であらためて比較してみました。何かの参考にどうぞ。